当院の治療方針
当院の診療方針は、新しい治療法と古くからある治療法を組み合わせて、食べ物がしっかりと食べられる口内環境を目指すことです。新しい方法にはメリットもありますが、実例が少ないことから、10年後、20年後のお口の状態については予測ができないこともあります。一方で、歴史のある治療法は、実例が多いこともあり、50年後のことでもある程度の予測が可能です。
患者さまの生活をより良いものにするために、新旧の治療法をバランス良く取り入れて診療を行っています。
虫歯治療に関して
削る量を少なく抑え、ご自身の歯で豊かな食生活ができるようにサポートしていきます。虫歯の治療で大事なことは、歯を削る範囲を少なくすることです。歯は削れば削るほど弱くなってしまい、小さくなればなるほど治療法も限られていきます。
そこで当院では、歯を削る量が少なくなるような治療手順にしています。患者さまにはできるだけ長く、ご自身の歯で豊かな食生活が送っていただきたいからです。また、治療の前に通院回数や金額などを含めて、患者さまに治療内容について、しっかりとご納得いただいた上で治療を進めるようにしています。
*痛みが苦手な患者様に対しての治療について
痛みが苦手な患者さまにとっては、虫歯治療をする際の麻酔注射でも大きな負担です。
当院では痛みや恐怖心を和らげるために、麻酔を注射する方法を工夫しています。まずは、表面麻酔を塗って歯茎を麻痺させ、注射のチクッとした痛みを和らげます。その上で、人肌まで温めた麻酔液を、痛みの感じにくいゆっくりとしたペースで注射していきます。このような工夫で、患者さまの負担軽減に努めています。
*継続して通院しやすい仕組み作りについて
あまりに治療時間が長いと、患者さまも毎回の通院を負担に感じやすくなってしまいます。特に、虫歯を取るために何時間もお口を開けっ放しにしていると患者さまも大変なので、一回の治療時間はなるべく短くするように配慮しています。
患者さまには、歯科医院だからと身構えず「違和感があったら気軽に来てください」と伝えて、できるだけプレッシャーにならないように気をつけています。